こんにちは。スリーカウント求人広告運用担当のコモリです。
12月初旬、Indeed社から各広告代理店に通達が届きました。
その内容は「特定文言の入った求人は、12月10日から順次非掲載にします」というもの。
また、さらに「非掲載になったとしてもindeedから連絡はいたしません」とのことでした。
つまり、知らないうちに求人が掲載されなくなっている可能性があるのです!
求人検索エンジンで堂々の1位を突き進むIndeedで、求人が載らないのは大きな痛手となるでしょう。
そこで今回は、新しい審査基準のポイント、非掲載にならないための対処法をお伝えします。
採用担当者さんは自分が出している求人票に問題がないか、改めてご確認を!
審査基準改定の背景
Indeed社から届いた通達がこちら
この度、特定文言の記載されている求人を非掲載とすることが決まりました。
全国求人情報協会に所属する求人媒体各社でも対応されていることではございますが、労働施策総合推進法 に基づく年齢や国籍制限の禁止、労働基準法に基づく最低賃金を下回る完全歩合制の禁止を根拠とし、ご確認ならびにご対応依頼のご連絡をさせていただきました。
上記の通り、より法律に則って改定したということですね。
特定文言の入った求人とは?
Indeed社から通達があったのは次の3項目です。順番に詳しく見ていきましょう。
・年齢制限
“XXX歓迎” のように特定の年齢や特定の年齢域を想像し優遇または排除を想像をさせる文言。
例:20代歓迎、若手歓迎、ミドル歓迎など。
この例のような文言を入れている求人はよく見かけますよね。今回は「~歓迎」というこの文言もNG対象となっています。
このような場合は、「~歓迎」を「~活躍中」と書き換えましょう。20代活躍中とかシニア活躍中という感じですね。
「活躍中」というのはあくまでも現場の様子をアピールしているだけなので、問題ないということです。ただし、事実と全く異なるのに「活躍中」と書いてしまうとそれはそれで問題になりかねませんので、ご注意ください。
また、これを機会に採用要件の見直しをするのもよいかもしれません。
その年齢制限、本当に必要でしょうか?年齢に関係なく、能力に注目して採用を考えられないでしょうか。年齢という枠を外して考えてみたら、意外と良い人材に恵まれるかもしれません。
・国籍制限
外国人歓迎、日本人歓迎、等。
なぜその国籍の人でなければいけないか、今一度考えてみましょう。その理由を辿っていけば、自ずと別の表現が思いつくのではないでしょうか。
例えば、「中国人歓迎」は「中国語が堪能な方歓迎」等と書き換えられるかもしれませんね。
・直接雇用での完全歩合制
完全歩合制、又はその選択肢を含む求人。
こちらは労働基準法でもともと禁止されている項目ですね。最低時給以上の給与が保証されない完全歩合制は、労働基準法で違法となっています。このような場合は直接雇用ではなく、業務委託を検討しましょう。
応募率アップにつながる原稿を作ろう
求人原稿を書くときに気を付けることは多岐にわたります。今回のように法律に則った表記であることはもちろん、求職者にいかに分かりやすく自社をアピールするか?求職者自身がそこで働くイメージが持てるような原稿になっているか?等、たくさんのキーポイントがあり、その求人原稿の出来によって応募率が変わってくるのです。
「そうはいっても、何をどう書けばいいのか分からない」という方はこちらのコラムもどうぞ
応募が来る求人原稿とは?採用ペルソナを明確化しよう!
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Indeed運用の効果を上げる改善ポイント 〜第三弾 応募率編〜
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どうしても時間の都合で自社で対応できなかったり、実際に上手くいかなかったりする場合は専門家のアドバイスを受けることもお勧めですので、お気軽にご相談ください。
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